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2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

山之口の自然、山や川の美しさを知り、体感してほしい
前田 宏さん(青井岳ふれあい交流実行委員会)


■自然を知り、自然を楽しみ、そして守り育てる

青井岳ふれあい交流実行委員会 代表の前田さんは、山や自然を愛するガイドとして活動。周辺地区には、ハナガカシの群生林や、推定樹齢500年の大カヤの木、バクチの木など珍しい植物が存在する。この青井岳の森で、ふれあい体験キャンプや秋の紅葉散策、子ども達を自然の中で遊ばせウォーキング等のイベントを開催したり、植樹や山道の整備に携わっている。山道の整備を始めて約15年。現在では初心者向けから上級者向けまで8つのルートが存在する。江戸時代に佐土原藩が参勤交代で利用したとされる「薩摩古道」は、雄大な自然、静けさという神様からの贈物、歴史を感じさせるおよそ13キロの道のりである。

2011年ボンパクで「薩摩古道散策」、キッズボンパクで「古大内川で魚釣り&イカダ遊び&沢あるき」を提供。「薩摩古道散策では、南九州大学長江先生による植物の解説で、より深い知識を得ることができた。散策途中で初夏の植物から絶滅危惧種まで見ることができ、参加者も喜んでいた。また、キッズは、子ども達が理屈抜きに川遊びを楽しんでくれたことが嬉しかった」と話された。最初は物怖じしていた子供も、学年関係なく大勢で遊ばせる雰囲気の中、次第に川遊びに夢中になり、本来の子供の元気な笑い声が出てきたように感じられたそう。「子供の感受性や順応性に驚かされた。自然の中で子供が群れて遊ぶ「遊びの文化」を伝えたい」と話された。

■体の物差しで覚えてもらいたい

今後は、山之口の自然や歴史を伝え続けるため、後継者の人材育成にも取り組んでいくそうだ。来年度については、「キッズボンパクで、自然の美しさや素晴しさと共に、川の水の深さや流れの速さといった自然の恐ろしさも体の物差しで覚えてもらう体験をさせたい」と話された。

ボンパク提供者の成果・新たな目標

前田 宏さん
青井岳ふれあい交流実行委員 代表

ボンパクプログラム提供
2008年 第1回 麓地区に武家の佇まいを感じるまち歩き
2009年 第2回 500年を経た古樹に出会う 山之口まち歩き
2010年 第1回キッズ 山之口の森でタンケン!ボウケン!


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