› 都城盆地博覧会(ボンパク)への誘い

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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年04月13日

ボンパク☆寺子屋 第3夜 講話内容報告

ボンパク☆寺子屋 第3夜
ゲストスピーカー:浅野 隆志(都城ミュージカルクラブ)


・経歴
・ボンパクに関わるきっかけ
・演劇に対する考え
・今後の展望



1.17年前(平成7年)に、大阪から新規就農者として都城・高城町へ。

2.大阪時代~学校へ通いながら18歳で劇団に入る。
27年間で約7000ステージ(!)を経験され、全国で訪れていない県はないほど。
10年間劇団に所属し、その後はフリーで活動。

3.5年ほど前に佐土原さんに公立の劇団を作りたいとの考えを伝えるが、(尼崎市のピッコロ劇場などが有名)そう簡単にはできないとのことから、ならば自分で劇団を作ろうと決意。まずは人脈、人とのつながりを広げるため様々なボランティア活動に参加。

4.2008年12月、まち会社主催の「高校演劇ワークショップ」でミュージカル・ブレーメンの音楽隊を演出。数ヶ月前から演劇の練習に励む高校生たちも、はじめはやる気がなかったがだんだんと変わっていった。そうした中で感じたことは、「なにかをやり遂げることによって、人は自分に自信がもてる」ということ。
まずは声を出す→相手に届く→相手が反応してくれる=コミュニケーションである。
そして2009年5月、その子ども達とともに都城ミュージカルクラブを立ち上げる。

5.子ども達に何を届けたかったのか?
●子ども達は「何かしたい」と思っているけど「何をしていいのかわからない」。
その選択肢のひとつとして演劇を選んだ。
●本当の楽しさをわかってほしい。
本当の楽しさとは、困難(はじめは嫌々やっていたこと、面倒だと思っていたこと)をクリアして、充実感や達成感を得ること。

6.ワークショップには良さもあるが、どうしても一過性になってしまう。それを積み重ねることによって芝居が成り立つ。
芝居は舞台の上で心が本当に自由になること。「どう台詞を言おう」ではなく、「どう心を動かすか」が大事。誰でも役者になれる、そういう楽しさを感じてほしい。
ワークショップでない、“劇団という組織”を作りたかったのは、常にそこにある存在でありたいから。

7.劇団の約束事とは?
●しっかりと挨拶をする。自分達の存在は自分達だけでは成り立たない。周りの支えがあってからこそだということを認識してほしい。
●できないと思わないこと。(口には絶対出さないこと。)できないと思ったら何もできない。やればできる、が大事。今はうまくできなくても積み重ねていけば必ずできるときが来る。

8.芝居は、第3者の気持ちになることができる、他人を認識することができる。それによって、人を思いやることができる。
今の時代に「何かに変わることができる」と思えることの大切さを伝えたい。

9.「プロさを求めたい」
たくさんの人が芝居をするのに都会へ出て行くが、ここ都城でプロの役者となり、それを仕事にできるような職場をつくりたい。
そのためにはクオリティの高いものを作る必要があり、基礎がとても大事だと考える。
今後は人材育成をして、次の世代へつなげていきたい。

10.浅野さんの考えるまちづくりとは?
都城が「子育てのしやすいまち」となれば。
昔ながらの人付き合いは、生活が便利になればなるほど分断されていく。精神的な部分でつながっていられる存在を大切にしたい。
知らないおっちゃんが叱ってくれる環境、隣近所とつながるひとつのきっかけとしてボンパクが有効であると考える。


大変貴重なお話、ありがとうございました。

土肥  


Posted by ボンパク at 12:47Comments(0)ボンパク準備

2012年04月13日

お世話になりました!

ボンパクの事務局スタッフの長曽我部です。
1年4ヶ月という短い間でしたが、ボンパク関係者の皆様と
お仕事させていただき、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!

3月いっぱいでボンパク事務局から離れることになりまして、
ご挨拶のブログでございます泣き

スタッフになった当初は、長野から引っ越して半年ということで、
都城について何も知らない私で大丈夫だろうか?という不安も
ありました。

しかし、都城の魅力を伝えていこうという元気な方々の
お話を聞いたり、地元の美味しい物を食べたり、名所や名物を
見たりすることはとても刺激的で、都城に住んで良かったなぁピカピカ
と思うことがたくさんありました音符
五感で都城という地域を体感することができたのは貴重な
経験となっています。それもボンパクという『まちを元気にする』
イベントに携われたからこそだと思います。

今後もボンパクがまちの活力となる事業であることを
心から願っております。どうもありがとうございましたスマイル

長曽我部  


2012年04月13日

ボンパク☆寺子屋 第1夜 講話内容報告

3月7日(水)ボンパク☆寺子屋 第1夜
スピーカー 石井和郎さん(NPO法人正応寺ごんだの会)

・心意気
・効果
・将来像




1.都城市安久地方の方言で柿のことを「ごんだ」という。
ごんだの名産地だったことからNPO法人の名前を『正応寺ごんだの会』とした。
ボンパクでは第1回からプログラム提供する常連。


2.10年程前までは『50年間進歩のない正応寺と』言われていた。
集落道路は鬱蒼とした樹木や竹林で覆われ、暗いイメージ。
宮崎県内でも村づくりに関しては遅れている地域だった。


3.石井さんが公民館長に就任した時から村づくりの改革が始まる。
《掲げたスローガン》
①自分達でできることは自分達でやる
②一歩、二歩、先を見据えた村づくりに取組む
③公民館に所属する全員がボランティア活動に従事する


4.道路の修繕や屋敷の木を切り、景観を改善。
また、田園空間整備事業にも取り組む


5.平成18年NPO設立し、拠点を農業伝承の家とする。
後に、株式会社ごんだ農産設立。収益事業の柱となっている


6.正応寺の村づくりについて視察・研修で訪れる人は年間1,000~1,500人にのぼり、JICAの研修を受け入れたこともある。


7.石井さんは「夢を追いかけ、挑戦することをモットーに日々の活動に取組み、
地域に眠っている財産を生かした村づくりに取組んでいきたい」と話す。


8.ごんだの会の村づくりの効果として、行政の協力を得やすくなったことや
Iターン・Uターン者が増えてきたことにも見ることができる。


9.地域づくりは地元の人だけでなく、外部の人も巻き込んで活動していくことが大事。
行政・企業・旅行会社・教育機関の連携によりさらに発展させていく。
今後は、福祉に力を入れていきたい。
少子高齢化の時代、お年寄りが住みやすい地域づくりを目指す。


10.都城の活性化された未来像とは?
・グリーンツーリズムや体験型宿泊等で活性化されている。
・地域にある財産を生かした体験型イベント、ボンパクが機能することが
活性化された都城の姿と言えるのではないか。



大変貴重なお話、ありがとうございました。

長曽我部・土肥  


2012年04月02日

ボンパク☆寺子屋 第3夜

・・・3月29日(木)・・・
今回で3回目となります、ボンパク寺子屋が
ウェルネス交流プラザにて開催されました!

今夜のゲストスピーカーは
【都城ミュージカルクラブ 主宰 浅野隆志さん】です!


元劇団員、現在は劇団の指導者、本業は農家という浅野さん。
聞いている方たちの興味を引く、とても面白いお話でした。




浅野さんのお話のあとは、2班に分かれてのグループワーク。




普段の活動から、今回のボンパクでは何を提供したいのか。
プログラム企画シートをもとに、企画を練っていき・・・。



みなさんで積極的な意見交換ができました。


そして提供者の方々による、試作プログラム内容発表!


まだこれで決定ではありませんが
みなさんおおまかな内容が固まってきたみたい…。

様々なアイデアを取り入れながら
ユニークなプログラムを作り上げていきましょう!!



さて、次回の寺子屋は☆

■4月4日(水) 19:00~21:00
■山田・かかし館
■お話:末田 加良子さん(別府 NPO法人ハットウオンパク 企画リーダー)

皆様、ふるってご参加ください!お待ちしております♪


土肥  


Posted by ボンパク at 12:52Comments(0)ボンパク準備

2012年03月26日

第2回 ボンパク寺小屋 開催報告

3月22日(木)ボンパク寺子屋第2夜☆が開催されました。
本日の会場はウェルネス交流プラザです。

本日のスピーカーは『笛水地区活性化委員会』の春村光行さんです。



笛水地区に対する愛情や、都城地域への展望などを熱く語って頂きました!




その後、3グループ分かれて、
各グループ2プログラムを集中的にディスカッションして





ザックリですが仕上げていきました。




時間的に余裕はなかったのですが、
各グループ激しく!?プログラムを意見交換し
最終的に、持ち時間1分でそのプログラムをプレゼンして
終了しました。



今回は、ボンパクファンクラブから4名様にご参加頂き
プログラムを作り上げる過程を体験して頂きました。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました<(_ _)>


次回のボンパク寺子屋第3夜☆
第3夜 3月29日(木) 19:00~21:00 ウエルネス交流プラザ 
    スピーカー 浅野隆志 都城ミュージカルクラブ

ふるってご参加下さい。

Web担当 甲斐
  


2012年03月16日

はじめまして!


4月よりボンパク事務局スタッフとなります、土肥(ドヒ)と申します!

研修や実務を経て2週間・・・感じたことを書きたいと思います♪


まず、ボンパクって何だろう?どんなことをするの?という疑問。

過去のパンフレットの開催プログラムを見てみると、「これ、わたしも参加してみたい!」というものがたくさん。

おもしろいことやってるんだな~。キッズボンパクっていうのもある!これは子ども達も楽しめそう!



その一方で、このボンパクを創り上げるのに、たくさんの方々が関わっていることも知りました。

ボンパクスタッフはもちろん、プログラム提供者の方々、実行委員の方々。とにかく、


まちを元気にしたい! もっと都城のいいところを知って欲しい! 


という、元気いっぱいな方々の情熱と、想像力、行動力で成り立っているのだと感じました。


そんな魅力たっぷりのボンパク、わたしもスタッフとして関わることができ、光栄です☆

まだ誌面でしかお会いしていない方々がたくさんいらっしゃるので(笑)

これから実際に会って、元気とパワーをいただきたいですっ(*^_^*)


まだまだ不慣れで頼りないですが・・・今後ともどうぞよろしくお願いします。


★ ドヒ ★



  


2012年03月08日

ボンパク寺子屋第一夜☆

3月7日(水)ボンパク寺子屋第一夜☆が開催されました。
本日の会場は安久町の農業伝承の家です。
囲炉裏のある古民家風の施設で、気持ちもほっと落ち着かせて
くれる雰囲気です。


本日のスピーカーは『NPO法人正応寺ごんだの会』の石井和郎さんです。
正応寺地区の村づくり、ボンパクとの関わり、今後の展望等について
お話いただきました。



お話に聞き入る参加者の皆さん。



村づくりに関する質問もいくつも出ました。


ごんだの会の活動や村づくりに対する思い等お聞きすることができました。
石井さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。



休憩時間に頂いたのは、ごんだの会特製の『ガネ』と『ねったぼ』です。
都城の郷土菓子をおいしくいただきました♪



寺子屋の後半は、3,4人のグループに分かれて試作プログラム
作りをしました。プログラム提供者と企画アドバイザーが意見交換
しながら案を練っていきます。



最終的に、タイトル、キャッチコピー、体験内容等を決めたら
皆さんの前で発表です!



どのプログラム提供者さんもお客さんに楽しんでもらえる、喜んでもらえるようにと
工夫が感じられる内容のプログラムとなりました。


提供者さんご自身も「色々な方のアドバイスや意見から新しい発見があったり、
今後の企画作りに参考になるグループワークになった」とおっしゃっていました。

ボンパク寺子屋は全6回を開催予定しております。
次回、第二夜は3月22日(木)19:00~21:00
ウエルネス交流プラザにて行います。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いします。



長曽我部


  


Posted by ボンパク at 16:05Comments(0)ボンパク準備

2012年02月27日

2012年度第1回ボンパク全体会議

2月23日(木)19:00~と2月25日(土)12:00~
ボンパク全体会議が行われました。

まずは実行委員長 中村吉寛さんよりご挨拶。



ボンパク事務局から2012年度の事業計画と今後の予定について
説明。資料に目を通すプログラム提供者の皆さん。



質疑応答の様子。




会議の後半はグループに分かれてワークショップ。
プログラムを作る疑似体験をしていただきました。


まずは自分が無料で提供できることを2つあげて、それを絡めて
自己紹介。







続いては都城らしいボンパクプログラム作成に挑戦です!
都城の資源、名物、名所、文化について意見を出し合い、
模造紙に記入。どんなプログラムができるのでしょうか?



都城の魅力を伝えるために皆さん真剣です!


プログラム名、キャッチコピー、どんな体験をするか
決めたら最後にプレゼンテーション。



『なんこ』や焼酎をメインにしたプログラム、方言でお茶会、
石垣巡り等各グループ都城らしいプログラムが考案され
ました。







皆さん、お上手で聞いている方々も笑顔が
こぼれるプレゼンとなりました。



都城の魅力をたくさん知っている、プログラム提供者さんと
今年度もボンパク開催に向けて動き始めます!


第4回ボンパク、第3回キッズボンパクをどうぞよろしくお願い
致します。

長曽我部  


Posted by ボンパク at 12:24Comments(0)ボンパク準備

2012年02月09日

遊ばんね!みやこんじょ

前の記事に続きまして、ボンパクでもお馴染みの
「ばぁばの知恵袋さくら」と「じぃじくらぶ」、そして
「ふくれおこじょ」の皆さんが主催する
グリーンツーリズムのイベントをご案内いたします♪

地どれの美味しいものがいっぱい!みやこんじょを肌で感じて
味わってみませんか?誰でも気軽に参加できる日帰りバスツアー
で、盛りだくさんのおススメコースを3つをご用意。お土産や美味しい
ランチもついたお得なプランをどうぞお楽しみ下さい。

※全コースとも保険/現地案内人/添乗員付き

遊ばんね!!みやこんじょ③

3月27日(火)9:30~17:00
じぃじと歩く、高城発祥の古戦場跡
料金:5000円(昼食つき)
定員:20名
案内人:じぃじくらぶ


南北朝~戦国時代360年の歴史を触れて、見て聞いて楽しむ。
途中で花木農家の奥様の話やハウス見学、ばぁばの手作り
おやつで一服♪お昼は旅館観音池の鯉料理をいただきます!
旧後藤家商家資料館や霧島酒造にも見学に行きますよ。

問合わせ:じぃじくらぶ 中山さん 0986-58-3030
申込期限:2012年2月末日




  


2012年02月09日

遊ばんね!みやこんじょ

前の記事に続いて、ボンパクでもお馴染みの「ばぁばの知恵袋さくら」と
「じぃじくらぶ」、そして「ふくれおこじょ」の皆さんが主催する
グリーンツーリズムのイベントをご案内いたします♪

地どれの美味しいものがいっぱい!みやこんじょを肌で感じて
味わってみませんか?誰でも気軽に参加できる日帰りバスツアー
で、盛りだくさんのおススメコースを3つをご用意。お土産や美味しい
ランチもついたお得なプランをどうぞお楽しみ下さい。

※全コースとも保険/現地案内人/添乗員付き

遊ばんね!!みやこんじょ②

3月26日(日)9:30~17:00
野菜の収穫と酪農家と作るチーズ
料金:5000円(昼食つき)
定員:20名
案内人:ふくれおこじょ


広い畑で野菜の収穫、園芸農家の野菜がおいしいドレッシングに。
酪農家が教えるチーズ作り、ティラミス作りと都城の旬の美味しさ
いっぱいです。都城ワイナリーのブドウ畑を散歩したり、高千穂牧場
にも行きますよ♪

問合わせ:ふくれおこじょ 末永さん 0986-58-4838
申込期限:2012年2月末日

  


2012年02月09日

遊ばんね!!みやこんじょ のご案内

まだまだ寒い日が続いておりますが、
いかがお過ごしでしょうか?
春が来るのが待ち遠しいですね!

さて、本日はボンパクでもお馴染みの「ばぁばの知恵袋さくら」と
「じぃじくらぶ」、そして「ふくれおこじょ」の皆さんが主催する
グリーンツーリズムのイベントをご案内いたします♪

地どれの美味しいものがいっぱい!みやこんじょを肌で感じて
味わってみませんか?誰でも気軽に参加できる日帰りバスツアー
で、盛りだくさんのおススメコースを3つをご用意。ご希望のコースを
選んでくださいね☆
お土産や美味しいランチもついたお得なプランをどうぞお楽しみ下さい。

※全コースとも保険/現地案内人/添乗員付き

遊ばんね!!みやこんじょ①

3月24日(土)9:30~17:00
さつまの郷土料理 そば汁とフクレ菓子 
料金:5000円(昼食つき)
定員:20名
案内人:ばぁばの知恵袋さくら


昔懐かしいみやこんじょの味、地元の粉でそばを打ってそば汁など郷土料理
を作って味わおう!寒天工場跡、旧後藤家商家資料館、霧島酒造にも見学に
行きます。

問合わせ:ばぁばの知恵袋さくら 末永さん 0986-58-4838
申込期限:2012年2月2末日





  


2012年02月06日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

音楽を楽しめるバーからまちの賑わいを創出したい
本多 孝匡さん(レオ)


■バーで生の演奏を楽しんでもらいたい


本多さんは、都城駅前でバー「レオ」を経営。オープンして35年。現在の小野カメラビル3階に移転して2年半になる。店内のゆとりの空間にはステージがあり、置いてあるピアノとギターは自由に演奏ができる。マスターの本多さんが誰でも自由に音楽を楽しんでもらいたいと現在のスタイルになった。バーと合わせて、今やミュージシャンの演奏の場としても利用されている。これまでに、さだまさしのバックバンドのギタリストである坂元昭二、シンガーソングライターの樋原海、三味線とドラムの「温故知新」等が演奏。様々なジャンルのミュージシャンが口コミから演奏させて欲しいと訪れている。都城駅前に音楽を楽しめるバーがあることを知ってもらいたいと今年ボンパク初参加。

2011年ボンパクで「レオで楽しむ弾き語りライブ」を提供。劇団こふく劇場の俳優・ソングライターのかみもと千春による朗読と、夫婦でギターとフルートを演奏する「め音ユニット884」が出演。当日はレオの常連さんもボンパクの参加者も一緒に演奏を聴きながらゆっくりお酒を楽しんだ。参加者からは「生の演奏を聴く機会がないので、良かった。またライブがある時は教えてほしい」という声も。また、最近では三味線とサックスの演奏をする人がレオの従業員になる等、口コミでレオの存在が広く知られるようになっている。

■理想とするお店作りを目指して

別府のオンパク研修に参加した際に、「音楽博物館ヒットパレード」という懐かしい音楽を聴き、歌って、踊れるライブハウスを知ったのがきっかけで、自分の理想とするお店が明確になったそう。いずれはホテルの最上階のフロアでバーを経営したいという夢がある。来年のボンパクでは、「現在練習に来ているアコーディオン、ピアノ、シャンソン等6、7人のミュージシャン達のライブを開催したい」と話された。気軽に音楽を楽しめるバーとして今後の活動が注目される。




本多 孝匡さんと奥様
「レオ」 マスター

ボンパクプログラム提供
2011年 第3回ボンパク初参加
  


2012年02月06日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

様々な世代に合った健康プログラムを提案したい
内木場 朋和さん(フィットピア)


■ボンパクから見えた新たな目標

スポーツクラブ「フィットピア」の内木場さんは、学生時代からフィットピアのスイミングに通っていた。いったん都城を離れたが、選手コースの先生に空きが出たことで帰郷し、スイミングインストラクターとして働き始めた。17年のキャリアで子ども達からの信頼も厚い。
フィットピアの会員数 大人800名。子供1,100名(幼児から中学生まで)

2011年ボンパクで「エクササイズとお食事体験」を提供。2008年第1回からプログラムを提供し、毎回好評で追加開催されることもあったフィットピアのプログラム。ボンパク参加者が、後にフィットピアに入会することもあった。また、アクティブな会員の方達が、フィットピア以外のボンパクプログラムへ参加することも多いとのことで、フィットピア内でのボンパク認知度は高いようだ。しかし、今回は予約時から伸び悩み、当日の集客は1名だった。これまで燃焼系エクササイズの後に食事をつけるというプログラムできたが、「今回の結果からプログラムの内容を変えなくてはと感じた」と内木場さん。社内の企画室でも新企画を立てる動きもあるそう。

■ターゲットは20代、30代 若い世代を動かしたい

会員の中で20代、30代は入れ替わりが激しい年齢層であり、在籍期間も短め。若い世代をもっと動かせる企画を作りたいという意向がある。来年度のボンパクは、2011年春から導入した「レスミルズ」というエクササイズと関連させて何かできないかと検討中。また、継続するには、1人よりも複数で利用してもらえる機会も必要と考える。「法人会員で来る方達は、同僚同士、コミュニケーションを取り、楽しみながらトレーニングしている様子」と話す内木場さん。若い世代が仲間と楽しんで運動できることも長く通ってもらえる要素のひとつと考えられる。心身共に健康的な生活に運動は欠かせない。これまでと違ったプログラムに期待がかかる。



内木場 朋和さん
有限会社 フィットピア 常務取締役
日本スイミング協会インストラクター資格
競泳審判資格

ボンパクプログラム提供
2008年 第1回 燃焼系エクササイズ&観音池ポーク
2009年 第2回 お試しエクササイズとランチ
2011年 第3回 エクササイズとお食事体験
  


2012年02月06日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

あの人にも食べさせたい、一手間加えたプロの味教えます!
遠武 憲明さん(昭栄堂)


■お菓子作りの楽しさを体験し、家庭でも作ってほしい

遠武さんは、甲斐元町にある創業110年のお菓子屋さん「昭栄堂」の4代目。和菓子屋に生まれ、幼い頃から父の背中を見て育った。大学時代は洋菓子屋でアルバイトをしていた。就職活動中にお父さんが入院し、菓子職人になることを決意。1年製菓学校で学び、5年洋菓子店で修行した。
和菓子から洋菓子まで取り扱う昭栄堂は、普段使いからお土産、おつかいものとしてのお菓子も種類が豊富で、年間のイベントや季節に合わせて新商品が続々出る。待っている間にお茶や試食のサービスもお客様から好評。普段はお店の奥でお菓子を作っている遠武さん。「お菓子作りの楽しさ、誰かに作ってあげて喜んでもらう嬉しさを伝えたい」とボンパクに参加。

2011年、ボンパクでベーカリーキッチンSAKURAの松原さんと協同で「パティシエとつくるブラマンジェとプリン」を提供。初心者でも簡単に、すぐに手に入る材料で家庭でも作れることをコンセプトに開催。「ちょっとした一手間でプロみたいな仕上がりにできた」と参加者も大満足。お土産のプリン液も、家族に作ってあげられると好評だった。遠武さんは「近い距離で参加者とコミュニケーションが取れて、自分のことをわかってもらえた。喜んでもらえた姿を見て、嬉しかったし、教えることが楽しかった」と話された。予約開始からわずかで定員いっぱいになってしまったこのプログラム。事前の段取りから当日の時間配分、松原さんとの連携もスムーズで、お菓子作りからティータイムまで充実したプログラムとなった。

■都城を楽しむきっかけづくり

旧大丸のイベントに出店していたころからボンパクについて知っていたという遠武さん。今回、プログラムを提供して「都城を盛り上げたり、楽しんでもらうきっかけ作りに関わりたいと改めて思った」と話された。今後のボンパクでの活動が期待される。



遠武 憲明さん
昭栄堂

ボンパクプログラム提供
2011年 第3会ボンパク初参加
  


2012年02月06日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

普段の暮らしの中に息づく歴史を知ってもらいたい
中山 靖夫さん(じぃじくらぶ)


■知られざる歴史秘話とまち歩きにご案内

高城で郷土史を研究する中山さん。南九州の歴史や文化を紹介する都城市の「南九州文化研究会」(会員数180名)の会員であり、機関紙「南九州文化」に高城の歴史や人物についての連載を執筆中。ボンパクプログラムに歴史ガイドとしてまち歩きプログラムを担当すること3回。ルート開拓から手作りの地図作成も手がけ、多くの人に歴史を知ってもらいたいと活動している。

2011年ボンパクで「石山地区の歴史秘話と、観音池ポークのお昼ご飯」、キッズでじぃじくらぶとして「粘土で野焼きで器作り 君も縄文人?!」を提供。」ボンパクのプログラムは「台風の影響で開催時期が5月から10月に変更になったのが少し残念だったが、石山地区のまち歩きで地元の人も巻き込んだプログラムができたので良かった。」と話された。(畜産農家を訪問し、お昼ご飯は観音池ポークを使ったしょうが焼き定食をいただいた) ボンパクのまち歩きフリークの皆さんにも好評だった。また、キッズでは器を野焼きするために屋外にレンガで釜を作ったり、空き缶でご飯炊きをする等、親子でアウトドア体験を楽しんでもらい、じぃじくらぶメンバーと一緒に大活躍。

■新しい地域にも目を向けてみたい

「訪れたからには、地元の歴史や人物について何か1つくらいは知ってもらいたい」と話す中山さん。高城以外の地域も案内したいと時間があれば図書館を巡り、その土地の歴史を調べている。来年はそれぞれの地域にいる郷土史家を南九州文化研究会のネットワークで巻き込み、まち歩きをプロデュースする案も検討している。



中山 靖夫さん
歴史研究家
じぃじくらぶ

ボンパクプログラム提供
2008年 第1回 観音池ぐるり歩きと鯉料理
2009年 第2回 歴史深き地…石山観音堂まるごと散策
2010年 第1回キッズ 花炭作り&空き缶でご飯炊き体験
  


2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

自分の脳力探してみませんか?
藤村 理一郎さん(よかにせさん髪)


■心を楽にするストレス回避術を伝えたい

藤村さんは理容店「よかにせさん髪」を志和池と鷹尾、祝吉に3店舗経営。当初、理容店の経営に役立てたいと心理学について学び始めたところ、次第に夫婦間のコミュニケーションや子供の情操教育へと関心が高まるように…。学んだことを地域の人にも還元したい。自分という存在を把握し、男女の脳の違いや他人と差異を知って心を楽にするストレス回避術になればと思い、提供者としてボンパク初参加。

2011年ボンパクで「脳の不思議と心のバランス」を提供。男女の脳の違いの説明から目をつぶってイメージをふくらませ、イメージできたものを紙に描いたり、呼吸法でリラックスしたりと参加者同士でグループワークも実施。参加者の感想から「イメージトレーニングで心のバランスが取れる」、「右脳を使って自分について知ることができた」等、今の時代の人間関係や、自分と向き合うことについて非常に関心が高いことが伺える。 「最初は5人くらい集まればいいと思っていたが、予約開始からすぐに定員いっぱいになって、キャンセル待ちも多く出たのにはびっくりした」と藤村さん。自分とはどんな人間で、どんな脳力があるのか、伝えることで個人の生活やコミュニケーションに活かしてもらいたいとのこと。

■気付いていない自分を引き出すきっかけ作りができれば…

「今回、初めてプログラム提供し、参加者の反応も良かった。2時間のプログラムだったが、時間が足りなくなり、伝えられない情報もあったので次に活かしていきたい」と藤村さん。次回も意欲的に検討されている。来年度は、タイプ別コミュニケーションの取り方、相手に対しての自分の見え方等について内容を考えてみたいとのこと。眠っている自分を引き出すきっかけになるかもしれない。




藤村 理一郎さん
よかにせさん髪経営

ボンパクプログラム提供
2011年第3回ボンパク初参加
  


2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

自分も楽しみながら、周りの人も楽しんでもらうアイデアが続々…
松原 光彦さん(ベーカリーキッチンSAKURA)


■美味しい、楽しい、雰囲気や空間にこだわりたい

松原さんは、アイデア溢れる50種類の焼きたて手作りパンと、都城産の食材を中心にフレッシュな料理をビュッフェスタイルで楽しむお店「ベーカリーキッチンSAKURA」の統括マネージャーを務めている。もともとアウトドアコーディネーターとして子ども達にアウトドアやパン作りを教えた経験が飲食業界へと進出することにつながった。大淀開発㈱の異業種事業の検討、実施を行う企画室の立ち上げから携わり、2007年にベーカリーキッチンSAKURA高城本店がオープン。それから2011年12月現在、1事業所、4店舗を展開。素材にこだわったパンと料理、そして提供するお店の空間作りにもこだわる。

2011年ボンパクでは、昭栄堂の遠武さんと共同で 「パティシエとつくるブラマンジェとプリン」を提供。プリンやブラマンジェを作るお菓子教室にプラスして、季節の果物を使ったドリンクでティータイムも演出。参加者とのコミュニケーションや楽しい雰囲気と空間を作り出すことで参加者の満足度が高かった。現在でもSAKURAを訪れたボンパク参加者とコミュニケーションが続いているという。「昔から仲間とちょっと変わった事を企画して食事することが好きだった。楽しい雰囲気や空間を作ることを、個人的なものから地域を元気にすることにも目を向けてみようと思った」とプログラムを振り返り、話された。

■地元をもっと楽しむアウトドア術教えます

本業であるSAKURAの統括の傍ら、地元都城を元気に、そして楽しむために何かできないか考えている。「大学進学で都城を離れ、県外で就職。26歳で帰郷して意外にも地元を楽しめるところがたくさんあることに気付いた」と松原さん。来年のボンパクでは焚き火を囲む会、雲海レストランで朝食、キッズでは川遊びや星の観察などアウトドアコーディネーターの視点で検討中。



松原 光彦さん
ベーカリーキッチンSAKURA
統括マネージャー

ボンパクプログラム提供
2011年第3回ボンパク初参加
  


2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

地域の素材を活かして住民総出のおもてなし
春村 光行さん(笛水地区活性化委員会)


■訪れた人の目で地域の宝を発掘してもらいたい

高崎町笛水地区は、平成14年、県の「新しい集落づくりモデル事業」に取組んだのを機に地域おこしの活動を開始。事業期間終了後も継続しようと平成16年「笛水地区活性化委員会」を正式に立ち上げた。会長に竹山國比古さん、副会長に笛水地区公民館長でもある春山さんが就任。同委員会は、生活環境部会、産業振興部会、教育文化振興部会の3つが地域づくりを担っている。地域にある素材を活かした独自の地域づくりが評価され、平成21年宮崎県の「いきいき集落」に認定。代表の春村さんは平成23年、佐賀県で行われた「第33回全国公民館研究集会」で宮崎県代表として出場。「公民館の運営と住民参画」についてプレゼンテーションする等、県内外でその取組みが注目されている。

2011年ボンパクで「笛水ウォーク」、キッズボンパクで「笛水林間学校1泊2日☆宿泊体験」を提供。毎年4月29日(昭和の日)に開催が定着している笛水ウォークは、森林浴の気持ちよさや地鶏の炭火焼、そばの振舞いが美味しいと大好評。リピーターも多い。笛水林間学校では、うなぎのつかみ取りやテント貼り、キャンプファイヤー等充実した内容に子供たちも大満足。春村さんは「学校も学年も違う子ども達が仲良く過ごした2日間はとても有意義だった。子供からも笛水を知ってもらう良い機会。毎年開催していきたい」と話された。

■笛水独自の教育で子供の育成を

平成22年から小中一貫校になった笛水地区は、いじめで悩む子供も校外区から入学可能な学校区特認が承認されている。「地域の宝である子供の育成を考え、田植えや夏祭り、稲刈り、餅つき等、地域の人と一緒に関わる笛水独自の教育色で、いじめや登校拒否のない自慢の学校を残したい」と地域ぐるみで子供を育成することの大切さについてもお話いただいた。



春村 光行さん
笛水地区活性化委員会 

ボンパクプログラム提供
2008年 第1回 高崎・笛水地区へおでかけツアー
2009年 第2回 笛水地区、ふるさとうるるん滞在記
2010年 第1回キッズ 笛水で夏と秋の行事を一緒に体験しよう
  


2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

山之口の自然、山や川の美しさを知り、体感してほしい
前田 宏さん(青井岳ふれあい交流実行委員会)


■自然を知り、自然を楽しみ、そして守り育てる

青井岳ふれあい交流実行委員会 代表の前田さんは、山や自然を愛するガイドとして活動。周辺地区には、ハナガカシの群生林や、推定樹齢500年の大カヤの木、バクチの木など珍しい植物が存在する。この青井岳の森で、ふれあい体験キャンプや秋の紅葉散策、子ども達を自然の中で遊ばせウォーキング等のイベントを開催したり、植樹や山道の整備に携わっている。山道の整備を始めて約15年。現在では初心者向けから上級者向けまで8つのルートが存在する。江戸時代に佐土原藩が参勤交代で利用したとされる「薩摩古道」は、雄大な自然、静けさという神様からの贈物、歴史を感じさせるおよそ13キロの道のりである。

2011年ボンパクで「薩摩古道散策」、キッズボンパクで「古大内川で魚釣り&イカダ遊び&沢あるき」を提供。「薩摩古道散策では、南九州大学長江先生による植物の解説で、より深い知識を得ることができた。散策途中で初夏の植物から絶滅危惧種まで見ることができ、参加者も喜んでいた。また、キッズは、子ども達が理屈抜きに川遊びを楽しんでくれたことが嬉しかった」と話された。最初は物怖じしていた子供も、学年関係なく大勢で遊ばせる雰囲気の中、次第に川遊びに夢中になり、本来の子供の元気な笑い声が出てきたように感じられたそう。「子供の感受性や順応性に驚かされた。自然の中で子供が群れて遊ぶ「遊びの文化」を伝えたい」と話された。

■体の物差しで覚えてもらいたい

今後は、山之口の自然や歴史を伝え続けるため、後継者の人材育成にも取り組んでいくそうだ。来年度については、「キッズボンパクで、自然の美しさや素晴しさと共に、川の水の深さや流れの速さといった自然の恐ろしさも体の物差しで覚えてもらう体験をさせたい」と話された。



前田 宏さん
青井岳ふれあい交流実行委員 代表

ボンパクプログラム提供
2008年 第1回 麓地区に武家の佇まいを感じるまち歩き
2009年 第2回 500年を経た古樹に出会う 山之口まち歩き
2010年 第1回キッズ 山之口の森でタンケン!ボウケン!
  


2012年02月02日

ボンパク提供者の成果・新たな目標

曽於市の魅力をご案内します!
吉川 益夫さん(曽於市観光特産開発センター)


■曽於市の観光、特産品等を鹿児島県内外へPR

曽於市観光特産開発センター所長の吉川さんは、定年後に愛知県よりUターンし、故郷である曽於市のために役立ちたいと同センターで観光や特産品の開発・PR等の業務に力を入れている。2010年5月に開業、季節ごとのイベント開催や、特産品の販路拡大等、鹿児島県内外に展開中。同センター独自で開催している観光イベントは、鹿児島市等からも参加者が来るほど。お客様の気持ちになって企画しているので、ほとんど定員に達してしまうそうだ。曽於市と隣接する都城の人にも曽於市の良さを知って頂き、訪れて欲しいと以前から考えていた。そんな時、関之尾の滝の藤澤さんからボンパクについて話を聞き、ぜひプログラムを提供したいとボンパクに名乗りを挙げた。

2011年キッズボンパクにおいて財部町のきたん市場で「陶芸&水鉄砲作り&釜でご飯炊き&大カブトムシ釣り体験」を提供。作って、遊んで、食べて、お土産付きの盛り沢山の内容に子ども達は大はしゃぎ。「子供の喜ぶ姿を見て手応えを感じた。今後も夏休みの思い出作りを企画したい」、また「曽於と都城の連携、交流ができる機会につながれば」と話す。
 
■より多くの地域と交流していきたい

今後、宮崎県内の地域との交流も増やし、他地域の活動を勉強したい。関之尾とは、一緒に霧島ジオパークを散策するイベントを検討中。地域の役に立ち、多くの人が喜んでくれる事務所を目指したいのこと。また「観光事業に不可欠の観光ボランティアガイドを養成し、観光を推進していきたい」と2011年4月から養成中。曽於市の魅力を発信する同センターの取組が本格的に動き始めた。




吉川 益夫さん
曽於市観光特産開発センター所長

ボンパクプログラム提供
2011年第2回キッズボンパクに初参加